科目名
|
電気電子情報数学及び演習2
|
担当教員
|
山崎 克之,佐々木 友之,鈴木 常生
|
クラス
|
00
|
開講学期
|
2・3学期
|
開講時期
|
2学期
|
授業形態
|
講/演
|
単位数
|
3
|
準備事項
|
|
備考
|
neA5202990
|
教員室または連絡先
|
山崎:電気1号棟5階505室,内線9521 佐々木:電気1号棟604室,内線9530 鈴木:極限センター1号棟206室,内線9898
|
授業目的および達成目標
|
授業目的 電気系教科を学習する上でのコアとなる「複素解析」と「微分方程式」について,種々の数学的解析手法を習得する.特に基本的な事項の修得に重点を置いて講義が行われる.さらに数学的手法を解析的かつ体験的に学習し,多くの問題を解いて理解を深めることを目標とする.
学習・教育目標 (B)電気・電子・情報工学分野に共通した基礎的知識を修得している (B-1)電気・電子・情報工学分野に必要な基礎的な数学を理解している
達成目標 ・複素変数の解析関数について理解しコーシー・リーマンの方程式を説明できること. ・複素平面における積分について理解し計算できること. ・テイラーの展開とローランの展開ができること. ・定係数の1階線形微分方程式を解けること. ・定係数の2階線形微分方程式を解けること. ・定係数の連立線形微分方程式を解けること.
|
授業キーワード
|
複素変数の解析関数,初等関数,複素平面における積分法,複素項の級数,テイラーの展開,ローランの展開,留数定理,余関数,特殊積分,変数分離,線形,同次・非同次.
|
授業内容および授業方法
|
・指定の教科書に沿って講義を行う. ・授業中に配布されるプリントを併用する. ・演習時間を設け,講義内容に関する演習問題を解き,習得度を評価する.
|
授業項目
|
前半 複素関数論 第1週:複素数と複素関数 第2週:解析関数 第3週:zの初等関数 第4週:複素積分 第5週:複素項の級数 第6週:ティラー級数,ローラン級数 第7週:留数定理 第8週:前半試験
後半 常微分方程式 第 9週:1階常微分方程式(変数分離形,変数分離形に帰着できる方程式) 第10週:1階常微分方程式(完全微分方程式,積分因子型) 第11週:1階微分方程式の応用(線形微分方程式,定数変化法,微分方程式の応用) 第12週:2階線形微分方程式(同次一般形,定係数同次,一般解,特性方程式,コーシーの方程式) 第13週:2階線形微分方程式(非同次一般形,解法,モデル化,複素法,一般的解法) 第14週:連立線形微分方程式(消去法,行列法) 第15週:後半試験 第16週:確認と復習
|
教科書
|
前半:複素関数論,E.クライツィグ著,丹生慶四郎訳,培風館, 後半:常微分方程式,E.クライツィグ著,北原和夫訳,培風館.
|
参考書
|
工業数学<上><下>,C.R.ワイリー著,富久泰明訳,ブレイン図書出版.
|
成績の評価方法と評価項目
|
前半の小テスト等10%,前半試験40%,後半の小テスト等10%,後半試験40%の割合で評価する.前半の小テスト等と前半試験の合計得点が100点満点で60点未満の者,あるいは,後半の小テスト等と後半試験の合計得点が100点満点で60点未満の者には別途試験を実施し,その得点が60点以上の場合は,当該試験の評価点を60点とする.
|
留意事項
|
授業時間だけでは、この講義の内容を理解し、その理解を定着させることはできません。授業の復習は必ずするようにしてください。 学習内容について不明な点は、早急に担当教員まで質問に来ること.
|
参照ホームページ名
|
|
参照ホームページアドレス
|
|